
たった一語で記憶は書き換わる
同じ交通事故を見ていても、たった一つの動詞の違いで思い出し方が変わることがあります。「ぶつかった」ではなく「激突した」と聞かれるだけで、その記憶は少しずつ違った方向にずれていくのです。誤った記憶――質問の仕方で思い出はどう変わるか

質問が「場面」を植えつける
車同士が「激しく激突した」と質問された人は、もっと穏やかな言い方を聞いた人よりも、車の速度を高く見積もりました。後になって、実際にはなかったガラスが「飛び散っていた」と見たはずだと記憶する人も多くなったのです。誤った記憶――質問の仕方で思い出はどう変わるか