Odysseus and the Sirens, Ulixes mosaic at the Bardo National Museum in Tunis, Tunisia, 2nd century AD

20年間、家を離れた英雄

古代ギリシアの叙事詩である『オデュッセイア』では、オデュッセウスはまず10年間トロイア戦争で戦い、その後ふるさとのイタケーへ帰るだけでさらに10年を費やします。彼がようやく戻ってくる頃には、ほとんどの人が彼はもう死んでしまったと思い込んでいます。

『オデュッセイア』:オデュッセウスの帰還に20年かかった理由

Odysseus and the Sirens, eponymous vase of the Siren Painter, c. 480–470 BC (British Museum)

試練が途切れない旅路

帰途についた彼を待っているのは、ロートスを食べる民キュクロプスポリュペーモスセイレーンたちスキュラカリュブディス、そして海の神であるポセイドンの怒りです。旅が終わるまでに、仲間の船員たちは一人残らず命を落としてしまいます。

『オデュッセイア』:オデュッセウスの帰還に20年かかった理由