
国のない政府
1943年10月、スバス・チャンドラ・ボースはシンガポールでアザド・ヒンドを樹立し、「自由インド仮政府」と名乗りました。日本に強く依存し、インド国外でつくられた亡命政府であったにもかかわらず、自分たちは独立したインドを代表していると主張したのです。第二次世界大戦期のアザド・ヒンド

一見、本物の国家のように見えた
アザド・ヒンドは独自の通貨や裁判所、市民法典を持っていました。日本はアンダマン諸島とニコバル諸島について、その名目上の統治権をアザド・ヒンドに与え、ボースはそれらをそれぞれ「シャヒード」「スワラージ」と改名しました。第二次世界大戦期のアザド・ヒンド