失敗しても「メッセージ」は成立する

コミュニケーションは、一見とても単純なものに思えます。「メッセージを送る」「メッセージを受け取る」だけのことのように聞こえます。ところが、実はその定義そのものについて、専門家のあいだで意見が分かれています。うまく伝わらなかったメッセージや、たまたま起きた偶然のメッセージ、さらには相手をだますつもりで発したメッセージまでを、コミュニケーションと呼べるのかどうかについて議論が続いているのです。

コミュニケーション:その本当の姿

基本的な流れは意外なほどおなじみ

多くのモデルでは、コミュニケーションを「送り手(発信者)」「メッセージ」「チャネル(経路)」「受け手(受信者)」に分けて考えます。送り手はメッセージを符号化し、音声や文字といったチャネルを通じて送り、受け手がそれを復号して理解します。

コミュニケーション:その本当の姿