中央アジアに見つかった黒死病の手がかり

黒死病がどこで始まったのかについて、歴史家たちは長いあいだ意見が分かれていました。現在のキルギスにあるイシク・クル湖近くの墓から見つかったDNAを調べたところ、1338〜1339年、つまりヨーロッパでペストが大流行する前に亡くなった犠牲者がいたことが分かりました。

黒死病――その起源を追う

手がかりは墓石の文字から

これらの墓には、シリア語で「疫病」により多くの人が亡くなったと刻んだ碑文がありました。7人の遺体の歯から採取されたDNAを調べたところ、黒死病の原因菌であるペスト菌が確認されました。

黒死病――その起源を追う