戦闘より病気で死んだ兵士が多い

1500年から1914年までのあいだ、戦闘よりも発疹チフスで命を落とした軍人のほうが多くいました。歴史の長い期間を通してみると、病気は敵軍よりもはるかに致命的だったのです。

なぜ「戦闘」より「病気」で死んだ兵士が多かったのか

ナポレオンの撤退が物語る事実

フランス皇帝のナポレオンがロシア遠征からモスクワ撤退を行ったとき、フランス軍兵士はロシア軍との戦闘よりも発疹チフスで多く命を落としました。ネマン川を渡った約45万人の兵士のうち、生きて戻れたのは4万人にも満たなかったとされています。

なぜ「戦闘」より「病気」で死んだ兵士が多かったのか