
性はDNAを守るしくみでもある
哺乳類の配偶子形成{配偶子形成(精子や卵などの配偶子がつくられていく過程。)}(配偶子発生)のあいだには、DNAの修復に関わる多くの遺伝子が、より活発になったり、特別な働き方をしたりします。生殖は単に配偶子をつくるだけではなく、次の世代に受け渡すDNAをできるだけ傷つけずに守る大切な役割も担っています。生殖:配偶子もDNAを修復している

精巣では減数分裂中に損傷を修復する
精巣の中の雄の生殖細胞{生殖細胞(将来、精子や卵になる細胞。)}は、減数分裂のあいだに特別なDNA修復のしくみを利用できます。ここには、{相同組換え修復(壊れたDNAを、よく似た配列を写し取ることで正確に直す修復方法。)}や{非相同末端結合(切れたDNAの端どうしをそのままつなぎ直す修復方法で、やや不正確な場合もある。)}といった過程が含まれます。生殖:配偶子もDNAを修復している