井戸の底で、いまも数える幽霊

姫路城には「お菊井戸」の怪談が結びついているという地元の言い伝えがあります。この話では、お菊は無実の罪を着せられて殺され、井戸に投げ込まれたとされています。

姫路城――白鷺の城にひそむ怪談

止まらない声

伝説によると、夜になるとお菊の幽霊が井戸に現れ、悲しげで物悲しい声で、お皿を一枚ずつ数え続けたといいます。物語の舞台が本当に姫路城なのかについては意見が分かれていますが、城内には「お菊井戸」とされる井戸がいまも残っています。

姫路城――白鷺の城にひそむ怪談